福を招く『盛り塩』効果とやり方は⁉

福を招く『盛り塩』効果とやり方は⁉


旅館や料亭、そして企業や一般のご家庭の玄関などで、お皿に盛られた塩を見かけたことはありませんか?

ご存知の方も多いと思いますが実はこれ、「盛り塩」といって、商売繁盛や千客万来の縁起をかついだり、幸運を招くための浄化・厄除け・運気向上などを目的とした、奈良や平安時代の頃から日本で伝わる風習なんだそうです。






盛り塩の由来


この「盛り塩」の由来は、今から1300年ほど前・中国の晋の時代にあるといわれています。
絶対的な権力を握っていた晋の皇帝は、3000人もの美女を領内に住まわせていたそうです。


通い婚という当時の慣習で、皇帝は連夜その3000人の美女の家を渡り歩いたそうですが、人数が人数なだけに、次に同じ美女のもとに訪れるのはよくても数年後になってしまい、美女たちは待ちくたびれてしまうこともしばしばあったとか。



そこである美女は考え、皇帝を乗せた牛車が自分の家の前で止まるようにしようと、自分の家の前に「盛り塩」をしておきました。


すると、塩を好む牛は足をとめてずーっとなめ続けています。皇帝も「今夜はここで」とその女性の部屋を訪れ、これが連夜続き、この美女は皇帝の寵愛を一身に集めることができたそうです。


草食動物である牛は塩が大好物です。それには訳があって、草にはカリウムが多く含まれていて、このカリウムが排泄される時にナトリウムも一緒に排泄されてしまいますので、それを補うために塩を欲しがるそうです。





この逸話から、「盛り塩は客を招く、福を招く」と考えられるようになり、広く一般にまで伝わったといわれています。




盛り塩の効果


もともと塩は、神社でお清めやお祓い、お供えなどの神事に用いられ、土地や気の厄を祓ったり、浄化したりする神聖な力を持つものとして重宝されていましたから、
「盛り塩」には、「人寄せの為の縁起担ぎとしての盛り塩」だけでなく、「神事・葬送儀礼としてのお清めの塩。又神に捧げる神聖な供え物としての塩」も合わせた二通りの意味のがあると考えられています。


こうして現在でも、旅館や料理屋、演芸場などの伝統的なお店や建物では、古くからの風習にならい、門口の両脇に塩を小さく盛って、縁起を担いでいるわけです。




盛り塩のやり方


盛り塩は一般的には10グラムくらいの塩を、円錐型や三角錐型に整え、盛っています。
そのほか八角形型の盛り塩は、末広がりの「八」が入っているので縁起が良いとされ、それを好む人もいます。
盛り塩の器は、陶器の平皿が基本です。


私どもジュゲン(株)社屋の玄関の両脇にも、月に2回、
八角形型に盛り塩をしています。



そして屋内にも。




使う塩はもちろん「イヤシロソルト」。


イヤシロソルトを取り扱っていただいているお店で、波動にとてもお詳しい店主様いわく、
「イヤシロソルトは、そのものが波動が高く、部屋に盛って置くことで結界をつくり、
磁場を高めて空間を守ってくれる
」といって、店内に置いてくれています。
還元の力による浄化やお清めの力が強いのかもしれません。

さて、盛り塩は、毎日取り替えるのが理想ですが、最低でも月に2回は新しく取り換えをしましょう。旧暦では、夜空が明るい満月の日に神様が訪れるとされ、1日と15日を取り換え日とする風習があるようです。


 使用した塩は、台所のシンクに流したり、 家の中のごみ箱に捨てましょう。ごみ箱の場合は、そのままにしておくことで、吸収した邪気を再放出してしまう恐れがあると考えられるので、スグにゴミを廃棄するようにしてください。

盛り塩をする塩は、もちろん自然塩でもよし、
イヤシロソルトならなおよし、

塩の力で運気を上げたいとお考えの方は、ぜひ「盛り塩
を習慣にされてみてはいかがでしょうか?




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