寿元は食養生とともにおこなう

寿元は食養生とともにおこなう


寿元食養で自然治癒力を活かす食べ方を



寿元が素晴らしい健康食品であるということは、体験した多くの人が認めるところです。


しかし、間違えてはならないのは、寿元は直接的にクスリのような効果を期待して食すものではありません。


もし、何らかの結果が得られたとしても、それは第一にその人の寿元を含めた食養生が正しく行われ、次にその人の体力(自然治癒力)がついて自分で自分の体を元に戻していったのにほかなりません。


寿元はあくまでクスリではなく、人間に本来、備わっている自然治癒力を回復しようというもので、食養生での補完食品なのです。







私たちの身体には、生まれながらにして、けがや病気を治す「自然治癒力」というものが備わっています。


どんな医師よりも名医であるこの「自然治癒力」は誰の身体にも宿っています。


ただ、「自然治癒力」は、安易にクスリを使ったり、手術で体を切ったりしてしまうと止まってしまいます。


健康を維持するのも、病気を根本的に克服することができるのも、日々の積み重ねがものをいいます。


「自然治癒力」を活かすも殺すも、日頃の食をはじめとした生活習慣にかかっているのです。


せっかくもっているこの治癒力を発揮させない手はないでしょう。



そこで日頃、寿元とともに心がけたい食養生「寿元食養」の基本について、お伝えしていきます。








寿元食養の手引き


まず下記の「寿元食養(正しい食事)の手引き」を参考にしてみてください。


日本人の体質に合わせて、左側は「おすすめする食品」、右側は「なるべく摂らないようにする食品」となっております。

                                     


〈寿元食養(正しい食事)の手引き〉



〈食物について心がけたいこと〉


食事の量は、腹七、八分目を心がけましょう。


「まごわやさしい」を中心に食べましょう。「ま=豆」「ご=ゴマ」「わ=ワカメ(海藻)」「や=野菜」「さ=魚(魚貝類)」「し=しいたけ(キノコ類)」「い=芋類」 詳しくは「健康美コラム(食べ物)」内の「まごわやさしい」もご覧ください。


加工食品は控えめにしましょう。


間食は控えめにしましょう。


時間をかけて、ゆっくり噛んで食べましょう。


甘い物や果物は体を冷やすので摂り過ぎないようにしましょう。


主食と副食は、穀物五、野菜二、動物性一の割合を心がけましょう。


精製食品(白米、白パン、白砂糖など)を控えて、未精製食品を食べましょう。


心身の過労はさけて、たまに息抜きしましょう。


毎日の排便を心がけましょう。


肉・卵・乳製品(人から近いもの)は控えましょう。

身近で作られた食材を調理しましょう。









自然の法則を破れば罰を受ける


野生の動物は厳しい生存競争の中、飢えることはあっても、病気になることはありません。


仮に体調がすぐれなくなった時は、何も食べずにひたすら休む(寝る)ことで排毒、体が浄化されていき、次第に回復していきます。





私たち人間も本来は同じことがいえるはずですが、自然の摂理から外れた不自然な食生活習慣を続けることで症状(病気)となって現れ、自然治癒力が働いてくれるものの、しばらくつらい思いをしなければならなくなります。


例えば流行りにまかせて、食べたいものを思うがままに好きなだけ食べていたのでは、やがて体が悲鳴をあげるとともに、自然法則を破った報いのように症状(病気)となって現れ、苦しい思いを味わわざるを得なくなるのです。


人間も含めた生物の身体が、環境や生活習慣に遺伝子レベルで順応し進化するには、1000年単位の時間を要します。


人間が不自然で不慣れな生活に身体を順応させるには、代々かけて遺伝子変化しなければならないということになりますが、その間の症状による苦しみを思うと、日頃から自然の法則に則った食生活習慣をこころがけるべきでしょう。








健康の三原則は「食・心・動」にある


健康の三原則は、「食・心・動」にあります。


病気を招く最も大きな原因は、間違った「食べ物」のとり方にありますが、ストレスなども関与する「」がもとで起こる病気も少なくありません。


運動」と病気にも密接な関係があって、運動不足の状態が続くと、体力とともに病気に対する抵抗力も低下していってしまいます。


日頃からその人の年齢や体力に合った適度な運動を、日常的に行っていくことが大切です。


このように食事と心と運動の三つが、健康における重要な三要素と考えられ、この三要素のバランスを上手にとることで、健康維持や病気とは無縁の生活に近づいていきます。










大切にしたい陰・陽のバランス

天地万物は、すべて相反する性質、勢力から成り立っています。つまり「」と「」です。



人間の体質、食物の性質も同様で、陰と陽で大別され、その機能を営み、生態を保っています。



ここで一番大切なのは、バランスということです。



陰性の体質者が陰性の食物をとれば、ますます陰性度が強くなり、陽性体質者が陽性の食物をとれば、その陽性度はいっそう大きくなります。


また、夏はからだを冷やすトマト(陰性)などの夏野菜を食べてスッキリさせ、冬はぶり大根(陽性)などのからだを温める食べ物をとることが大切です。


逆に真冬にかき氷やアイスクリームを食べたり、夏野菜であるキュウリ、トマトなどを食べるのも、陰陽の法則からいえば正しくありません。



体質、食物の陰陽を知り、実践を重ねることも、健康を守るひとつの道といえるでしょう。


食べ物の陰陽については、コラム(食べ物)内の「身体を温める食べ物、冷やす食べ物」に詳しく書いておりますので、ぜひご覧ください。










身土不二の法則を乱してはならない

食養には「身土不二(しんどふじ)」という根本原理があります。


それは、「体(=身)と土地(=土)はふたつに分けられない(=ひとつである)」ので、その土地に生きる人々は、その土地の季節、風土にできた先祖伝来のものを食べましょうということです。


食べる人が生まれ育った国や地方の食べ物こそがその人の身体に最もふさわしいのです。


食物は、時間と空間の秩序を乱してはよくなく、自分が暮らしている土地や気候の中でできた旬の食材こそが体の糧になるのです。







一物全体のものを食べましょう

野菜や果物、魚や肉など生きているものはすべて陰陽のバランスをとって存在しています。


これらをまるごと、一物全体(いちぶつぜんたい)でいただくと、そのものの生命をいただけます。


つまり、生命は部分的なものでなく、全体で一つの生命を成しているので、そのもの全体をいただくことが生命のバランスをいただくことになります。


それらを食べることでバランスよく私たちの生命になっていくのです。


腹七分目の七徳


私たちの身体は、長い原始時代の名残りとして飢餓には敏感ですが、過食には鈍感だといえます。


そのため、現代になって過食による身体の不調を訴える人が多くなっていますが、長く健康的に生活するには「腹七分目」くらいが丁度いいのです。


「腹七分目」の食生活を送る人は、七つの徳を得ます。


①臓器を疲労させたり、痛めない。

②身体の代謝がすべてうまくいく。

③だるくない。

④眠くない。

⑤疲れない。

⑥声もハリが出る。

⑦運動も大変でなく、効果も上がる。


対して、過食が続く人は、


①臓器を疲労させ痛める。

②身体の代謝が悪くなる。

③だるくなる。

④眠くなる。

⑤疲れやすくなる。

⑥声に力が無くなる。

⑦動くのも大変で、運動の効果も上がりにくい。


くれぐれも過食には気をつけて、「腹七分目」の食事を心がけましょう。






正しい食べ方


一口60~100回噛むこと。病人は100~200回。

箸は一口ごとに下に置く。

腹七分目。

たくあんやみそ漬けなどの漬物は、毎食二切ずつ食べましょう。腸を整えてくれます。

湯・茶は1日2~3合まで。


疑心暗鬼で食べると、たとえ良いものでも吸収されず、身につきません。病気も治りません。


食養生は日々の積み重ねと、感謝の心をもっていただくことが、とても大切になってきます。


是非、寿元食養も出来るところから取り組んで継続してみてください。